ヘアケア雑学帳 その1
髪の健康のためには『朝シャン』は避けよう!!
帰宅が遅くそのまま寝てしまう、または髪にシャンプーの香りを長く残すために、朝シャンプーを習慣にしてる人も多いでしょう。
実はこの朝シャンの習慣は髪の毛にとってあまり歓迎すべきではない行為なのです。
まず第一に夜中に成長する髪の毛にとって、頭皮(特に毛穴)が汚れたまま成長の時を迎えるのは避けたいからです。
また、朝シャンは髪の毛の成長サイクルにとってもあまり良くありません。
人間は昼、活動して夜、休むというリズムを持っています。
それを支配している1つが自律神経で昼は交感神経が、夜は副交感神経が体内で働き、皮膚と髪の毛への血行はこの副交感神経の働きによって保進され、成長に繋がります。
副交感神経の働きがピークを迎えるのは午後10時~午前2時。
この時間にきちんと睡眠を取ることは髪の毛と肌にとって良いとされ『ゴールデンタイム』と呼ばれています。
午前3時~午前9時にかけて1日分の成長をします。
この際、毛穴にゆるみが生じているため、この時間に朝シャンをしてしまうと毛穴にシャンプーに成分が残りやすくなってしまうのです。
毛穴にシャンプーの成分が残ると頭皮を傷めたり老化の原因にも繋がります。
どうしても朝シャンが必要な場合は、なるべく頭皮にはつかないように毛先を中心に洗髪することを心がけましょう!!