髪のダメージ=乾燥といってもいいくらい、一番の大敵は乾燥です
パサつきやゴワつきの原因は、水分保持力の低下です。
毛髪内部のタンパク質が流出し内部が傷んでいる（乾燥している）証拠です。
乾燥の主な原因は、過度のヘアカラーやパーマなどのケミカル処理やドライヤーなどの熱による外的刺激です。
髪の表面がダメージを受けるとキューティクルを接着しているCMC(キューティクルのすき間や皮質細胞の間に存在し水分を保ちながら細胞同士を結びつけているもの)が比較的簡単に流出してしまいます。
CMCが流出するとキューティクルのめくれ上がりや剥離がおこり、親水性（水になじみやすい性質）に傾きます。
毛髪表面は水分を吸着しやすくなり、同時に水分を逃しやすくなります。
一見乾燥とは無関係と思われるシャンプーでも不適切なシャンプーによってダメージが進行してしまいます。
シャンプー時は毛髪が膨潤し、ダメージにより親水性になった箇所から毛髪内部成分が流出してしまったり、髪同士を強くこすり合わせたりすると、摩擦によりキューティクルが剥がれてしまったりします。
シャンプーは頭皮を中心に洗い、髪は優しく泡立ててよくすすぎましょう
シャンプー後はキューティクルが開いているので引き締めるトリートメントを正しく使い、早く乾かすことが大切です
気をつけてみてくださいね