キューティクルの乱れとオイル分の不足のせいでおこります。
キューティクルは4~8枚重なった硬いウロコ状で、たけのこや玉ねぎのように重なってできています。
キューティクルの隙間を埋めて接着剤のような働きをしているのがCMCです。(*CMCとは・・・細胞膜複合体のことで、主に脂質から構成されています。キューティクルやコルテックスに存在し、保湿や柔軟性において重要な役割を果たします。)
通常キューティクルは水をはじき内部の成分を閉じ込める鎧のような役目をしています。
しかし一番内側にあるキューティクル部分は強いですが、表面に近いキューティクル部分は弱く、18MEAと呼ばれる脂肪酸で守られています。
しかし紫外線・熱・摩擦などの外的要因で表面が浮き上がってくると、表面が滑らかではなくなり引っ掛かりやザラつきを感じるようになります。
ダイエットや過度に洗浄力のい強いシャンプーなどの影響によっても、本来なら髪を守る働きをするオイル分が不足し、髪がパサつくということもあります。
うるおい、美髪をキープするためには、食事や運動のバランスなど自身の健康管理も大切な要素です。